歌の道へと導いてくれたおばあちゃんと、生まれ育った大正区への感謝を歌謡曲に込めて【歌手ユリアさんをラボ!】

こんにちは!ライター西浦です。

生まれも育ちも大正区、大正区在住で大正区が大好きだという素敵な歌手に出会いました。

小さい頃から歌に触れ、地元・大阪市大正区への思いを綴った歌「コイツツジ」も手がけられたというお方。これ以上の大正愛はないですよね。そんな大正愛溢れるシンガーをご紹介いたします。

 

 

大正区出身の歌手、ユリアさん

大阪市大正区北恩加島出身。歌謡曲の歌い手として、カラオケレッスンの講師としても活躍されています。

profile
幼少期より、祖母の影響で民謡や歌謡曲に触れて育つ。
2000年〜1年間、ミュージシャン/作曲家の右田條司氏に師事。
2001年〜2年間、歌手の小榁あすか氏に師事。
2004年 日本クラウンより、『なみだ街道/相場師』でデビュー。
2018年ライブ活動を中心に行う中で、地元大阪市大正区をテーマに、自身で作詞を手掛けた作品『コイツッジ』が生まれる。
2020年『コイツツジ/どこか遠くへ』をYouTubeチャンネルにて公開。
2021年『コイツツジ/どこか遠くへ』がAppleMusic、iTunes、LINEMUSIC、 Amazon MUSIC、レコチョク、dミュージックで、また、全国のカラオケJOYSOUND​、DAM​でも配信スタート。

 

 

 

ユリアさんの「歌人生」についてインタビュー!

初めてお会いしたのにとっても話しやすくて、温かい雰囲気をお待ちの美人さん。早速お話を聞かせていただきました。

 

歌に触れるきっかけを与えてくれたおばあちゃんはどんな方ですか?

2歳から祖母に育ててもらったのですが、大正区泉尾の民謡教室に趣味で通っていて、すごく歌が上手で楽しいことが大好きなおばあちゃんでした。

その影響で、小学校1年の時に「私も習いたい!」と言っておばあちゃんと一緒に民謡を習いはじめました。4年生からは三味線も。同時におっちゃんおばちゃんが歌う演歌を聴いて育ってるので、私の中には演歌の魂もあります。

そんな日常に歌がある環境で、私を歌への道へと導いてくれた、とても大切な存在です。

 

ーーー歌の上手いおばあちゃんの元で育ったんですね。小さい時に自分から進んで「習いたい」と思えるってすごい。

 

いつから歌手を目指そうと思われたのですか?

きっかけは14歳の時に、関西の大会で優勝したことですね。全国大会に行かせていただいたことで自信にもつながり、歌手になりたいと思いました。

1年間だけ、右田 條司氏のレッスン受けて、その後の2年間は、演歌歌手されてる方に内弟子みたいな形で師事していました。そこでは歌を習うというより「芸は盗め」って感じで、キャンペーンに付いていったり、音響やCD売るお手伝いとかをやっていました。それが中学生の時ですね。

 

ーーーえーまさか中学生の時の話だったとはビックリです。キャンペーンを回るって、まるで子役の世界ですね。

 

歌手デビューへのきっかけは?

子供が演歌を歌ってると「頑張って歌手なりや〜って」応援してくれる方もいて、中学校のときに、「本気で歌やってみいひんか?」と声をかけていただいたんです。

おばあちゃんも「芸は身を助ける」やし何でもやってみたらいんちゃうかと言ってくれて、高校生の時、17歳でCDを出させてもらいました。

でも実は、当時は人前で歌うことが好きじゃなかったんですが、おばあちゃんに喜んでもらいたいって一心だったんですよね。自分が頑張ることで私を育ててよかったって思って欲しかった。自分がっていうより拍手を貰うことで嬉しそうなおばあちゃんを見ることの方が喜びでしたね。

 

ーーーこの頃からおばあちゃんに対する想いが溢れていたんですね。大人でもなかなかできないこと。ほんとに自慢のお孫さんだったでしょうね。

 

 

デビューして苦労したことはありますか?

当時は苦労っていうのはなくて、むしろ周りの方に感謝しかないですね。

キャンペーンでCDをとにかく売らないとなんですが、普通メジャーデビューしてたら事務所が仕事とってきてくれて行くという形なんですが、そういうのがなかったんで、身内で頑張ろうってことで「チームユリア」を発足してもらいました。

それこそ当時の区長さんや議員さんも後援会を作ってくださったり、手売りでキャンペーンに呼んでもらって、一緒に民謡習ってたおっちゃんが車を運転してくれて、おばちゃんは着付けしてくれたりで、すっごい支えてもらいました。

立ち飲み屋ではビールケースに乗って、マイク代わりに一味の瓶を持って歌ったり笑 喜んでもらえることが本当にありがたかったです。

そこから歌が嫌いになる時期がくるんですけどね。

 

20代で音楽から離れることに…

周りの大人の方が先のことを色々考えてくれていた反面、自分は本当は何がしたいんだろう?と迷った時期がありました。どこかの事務所に所属して、もう一度一から学びたいという思いもあったので、修行し直すという形で旭区の事務所に入社したんですが…

その頃、おばあちゃんが病気で介護が必要になり、おじいちゃんも体を壊しがちで、それだったら一緒に私が看ようということになりました。歌の上手い人はいっぱいいるけど、この二人の看病は私にしかできないと思ったのでね。

自分自身も精神的にしんどくなってしまい、すごく悩んじゃったんですが…  歌も民謡も一気にやめたんです。周りの人には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですが、介護と看病に付きっきりの生活になりました。

歌のことは忘れようじゃないけど、聞かなくなったり、歌ってと言われても歌えなくて嫌な時期がありましたね。そんな時期が続きましたが、ケアマネさんにも親切にしてもらったのでなんとか乗りきれました。

 

 

また歌の世界へ戻るきっかけをいただいた「カラオケ教室」

介護の時期が続いてたんですが、「せっかく歌やってたんやし地域で歌教えてや」と声をかけていただき、大正区の南恩加島の生涯学習の一環として、おじちゃんおばちゃんに演歌を教えることになりました。

その後「あんたもいい歳になってきたから自分で教室やりー」と言ってくれたので、「ブルーム歌謡教室」というカラオケ教室をを立ち上げました。ちょうど昔、民謡を習ってた泉尾の場所なんです。

生徒さんは30代から80代まで、マイクを使わず民謡の練習スタイルで教えています。

”ブルーム”とは”開花する”って意味があって。歌うことで発散したり、日頃はお母さんとか社長さんとか演じてる人も、歌ってる時は自分らしさを開花できる、まず自己表現できることが歌の醍醐味かなと思っています。

 

ーーー昔おばあちゃんと通っていた教室で教えてるんですね!「芸は身を助ける」って言葉が忘れられません。

 

 

 

2020年11月、大正区をテーマに制作した『コイツツジ』リリース

「コイツツジ」を手がけることになったきっかけを教えてください。

10代の頃お世話になった恩師のところに遊びに行った時「今度ライブあるから出る?」と声かけてもらい、「それなら何か歌作ろうよ!」ってなったのがきっかけです。

私は作るんやったら、自分を育てくれた大正区でのエピソードを歌にしたいなと思ってたんです。大正に溢れてる区花のツツジを見ながら育ったので、いろんな経験や大正区への思いを歌にできたらいいなって思い、恋愛の歌詞を載せて作詞しました。

せっかくだしカップリングも作ってCD作ろうか!となったんですが、今ってなかなかCD売れない時代じゃないですか…なのでCDを作らずに、大正区の街並みもアピールできるMVを作りYouTubeで配信しています。

 

歌詞の中に大正橋のことを書いてるんですが、橋には鍵盤とメトロノームがありますよね。いつも通るときに音楽と自分が繋がる気がして、MVにはそのあたりの風景を入れました。

全国のカラオケJOYSOUND​、DAM​でも配信していますので、一人でも多くの方に歌っていただけたら嬉しいです♪

 

ーーー素敵な歌!!  「今じゃ 今じゃ みんな思い出  ツツジが綺麗な町」ちょっぴり切ないけれど、大正区出身の方なら共感される方も多いのではないでしょうか。

 

 

これから、いろんなことにチャレンジしていきたい!

次の曲は秋くらいから制作しようかなという話は出ています。作詞家の先生が作ったものを歌手の方が歌うってパターンが多いと思うんですけど、私は自分の言葉で記したのを表現したいんですよね。なので歌詞は絶対自分で書きたいってこだわりがあります。

今は、YouTubeやカラオケでしか自分の歌を発信できてないので、そこで知ってもらうことも大事なんですが、ライブもしていきたいですね。
安心して開催できるようになるまでに、しっかり実力つけて勉強してステージに臨みたいです。来年くらいにライブができたらいいなと思っています。

 

ーーー ユリアさんのライブ、ぜひ開催してほしいです! 早く世の中が落ち着いてほしいですね。私もぜひ宣伝部長やらせていただきます!

 

 

最後に、大正区はどんな街ですか?

実はミナミやキタや天王寺にもにも15分以内で行けるし便利な街なんですよね。

ほどよく下町で、人が温かくてホッとできる街。近所の方が声かけてくれたり、いい感じのお節介が昔も今も変わらない良さだと思います。

昔はあまり安全じゃない地域というイメージがありましたが、京セラドームができてから駅周辺のイメージが変わりましたね。今は自信を持っておすすめできる街です。

 

 

取材を終えて

お話がまだまだ尽きない、そんな楽しい取材をありがとうございました。

「歌謡曲は気持ちが入れやすい、JPOPと演歌がコラボされてて若い人が聞いてもなんか懐かしいなぁと親しめる楽曲。だから歌謡曲が一番しっくりくるんですよね。」とおっしゃっていました。

そんな親しみのある歌、心に響くユリアさんの歌声を、もっともっとたくさんの方に届けたいです。ぜひ皆さんも聴いてみてくださいね。

 

 

【ユリアさん情報】

各種音楽ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスにて配信中:https://linkco.re/vb1h7AaC

■Instagram: @yuria_2019

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