一度観たかってん!大正区民限定の「文楽体験と公演」に行って来たよ♪

大正Laboライターの山崎です。

週の半分以上を大正に捧げて半年。大正にはまだまだ秘めたポテンシャルがあると睨んでいます。

その理由として、大正は「沖縄」「グルメ」だけの街ではないということ!!大小様々な文化活動が精力的に行われているからです。大阪24区の中でもこれは自慢できる大正区の魅力だと思うのですがどうでしょうか?

今回ご紹介する「文楽体験と公演」も長年に渡り大正区の文化を育んできた功労者です。とは言え、「文楽」をまったく知らなかったのは紛れもない事実。ということで初めての文楽体験記の模様をご覧ください!

 

大正の新年を彩る「文楽体験と公演」

令和3年1月30日(土)に大正区民ホールにて「文楽体験と公演」が開催されました。大阪の伝統芸能である「文楽」を気軽に楽しめるをコンセプトに「文楽」の奥深さや楽しさを公演と解説。観客参加型による体験コーナーを通じて身近に感じていただくことができる公演です。

 

大正区民限定!

下世話な話で神聖なる伝統芸能を濁したくないのですが、文楽公演を国立文楽劇場(日本橋)で見ようもんなら【1等席】5,500円、【2等席】3,500円はしますねん!それが大正区民の方に限り無料ですねん!!すごくないですか大正区!?

区民想いの取組に感服する東成区民の山﨑なのですが、こんな他区民の私にも大正区は優しい手を差し伸べてくれました。

 

スタッフ特別席としてお席をご用意して頂けました。この場を借りて感謝申し上げます。

 

「文楽」とは?

そもそも「文楽」とはどのようなものでしょうか??ご存じない方にまず知って頂きたいこととして、「文楽」は大阪で生まれた庶民のための芸能だということです。正式名称を「人形浄瑠璃文楽」と聞いたりすると急にかしこまってしまいそうなのですが、「庶民のための芸能」と聞くと肩の力が少し抜けた気がします。

 

世界に誇る伝統芸能

大衆芸能と言っておきながら、世界に誇る伝統芸能と一気に超えてくるあたり、これまでの「文楽」の功績がいかに大きかったかが伺えるのであります。江戸時代初期に大阪で生まれた、語り・音楽・人形が一体となった人形芝居であり、竹本義太夫(たけもとぎだゆう)が近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)とのコンビで数々のヒット作を送り出した「竹本座」を頂点に、「豊竹座」などいくつかの浄瑠璃座が盛衰を繰り返してきました。

人々の心を揺さぶる脚本、高度な音楽性、一体の人形を三人がかりで操る表現力の豊かさは、日本独自の総合芸術として評価され、2008年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。内容を知らずに金額の話しから入ってしまうなんて。。飛んだ醜態をお許しください。

 

冒頭では平尾のドンこと上村委員長が開催の口上がありました。

続いて大正区の吉田区長からもご挨拶が。コロナに負けない文化育成は大正区にしっかり根付かれていました。(感染症対策のガイドラインに沿った徹底的な対策が施され開催に至りました。)

 

「三業」で成り立っています

「文楽」とは、語り・音楽・人形が一体となった人形芝居であることをご紹介しました。更には、語り手である「太夫」と三味線を奏でる「三味線弾き」により演奏される音楽のことを浄瑠璃といいます。

浄瑠璃に合わせて「人形遣い」が人形を操ります。太夫、三味線、人形遣いという三者がピタッと息を合わせ、技をぶつけ合い、物語を展開していく。この三者のことを「三業」と呼び、「文楽」は三業一体の芸であるといわれています。各々の芸が融合する三業一体は、世界でも類を見ない芝居スタイルなのです。

 

太夫(たゆう)

舞台上手の「床」と呼ばれる場所で義太夫節を語る人。義太夫節とは、抑揚のある語り口で、すべての登場人物のセリフから、物語のナレーションまで、基本的に一人で語り分けるスタイルのこと。マイクは使わず、情感たっぷりに語り、舞台をリードします。

 

三味線

太夫と並んで三味線を演奏する人。太夫の語りの伴奏ではなく、場面転換や情景の説明、人物の感情描写などを、音色や間、三味線をはじく撥(ばち)の緩急で表現し、物語の世界観を確立します。舞台の進行を支えるペースメーカー。文楽では太棹三味線が使われます。

 

人形遣い

舞台で人形を操る人。一体の人形を三人で操るのが特徴で、人形の首(かしら)と右手を「主遣(おもづか)い」が、左手を「左遣(ひだりづか)い」が担当。浄瑠璃に合わせて人形を操り、繊細な動きや間合いで人間のような感情を表現します。その修行は昔から「足十年、左十年」といわれる厳しいものです。

 

飛び入り参加の体験会

大阪生まれの伝統芸能を身近に感じて頂こうと体験会が本編の前に催されました。飛び入り大歓迎!密にならないよう一人遣いに切り替えて貴重なチャンバラ劇が繰り広げられました。

 

本編はこちらから

いよいよ本編というところで大正Laboのお役御免です。人形と言えども著作権があり許可なくして写真撮影は禁止されています。本編までということで撮影許可を頂き、肝心の本編は「THE大正」さんの動画にてハイライトをご覧頂ければと思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?肝心の本編をすっ飛ばしといて語るのもなんですが、「文楽」って本当にいいものですね!って水野晴郎なみに思えた体験公演でした。『来春もやりましょう!』と閉会の辞で高らかに上村委員長が宣言されてましたので興味が湧かれた大正区民の方は是非参加されてみてください!

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