大阪・大正でパキスタン!? 噂の『無水チキンカリー』とは?【タカブルカリー】

大正駅から徒歩約6分。

とっても静かな住宅地の中にポツンと一軒のお店!駅近とはいえ、通りすがりではなかなか辿り着けない場所な気がします。

ゲストハウス「HOSTEL NAGAYADO OSAKA」で間借り営業されている、向かって右側にあるお店!知る人にしか何屋かわからないお店。

 

ランチを狙って何度か足を運ぶも定休日… 計画性のない人が行った日は定休日。わざわざ定休日を狙って行ったかのように。というかもう狙ってましたね・・・

今度は営業日をちゃんと調べてやってまいりましたー!!

 

タカブルカリーさん。

入り口はこちらから!

 

店内はカウンター6席。 先客の常連さんと店主の会話がとても心地よい。

広さ的に店内全体を写真に収めることができず・・・ 写真は一部です。

 

無水チキンカリー1本勝負!

メニューは「無水チキンカリー1,000円」のみ。(大盛り+100円/鉄盛+200円/野菜増+150円/ラッシー150円) 鉄盛!?

 

 

オーダーを受けてから、別の鍋でさらに煮込み、チキンカリーが丁寧に作られています。

 

 

うわさの「無水チキンカリー」

水を一切使わず、素材の水分で作り上げる無水カレー。

出てきた瞬間、驚きました。 まずチキンの形がない! チキンが繊維状になってる!  想像と違う! !

これは初体験です。無水チキンカリーのイメージを見事に覆されました。

そして、ちょっと珍しい形のお米。  一瞬、タイ米?という悪夢が蘇りましたが・・・全然違いましたー><

バスマティライスです。 こちらも初体験! カレーもお米も、どんな味なんだろー! ワクワクしてきました!!!

バスマティライスとは・・・

粒が丸くて短く粘り気があり、ふっくらとした食感の日本米に比べ、極めて細長く、米粒はしっかりとしているが粘り気が出ない、インドやパキスタンで日常的に食べられている『香りの女王』と言われる高級米です。

 

 

一口食べて感動!!!

旨味がめちゃめちゃ凝縮されていて濃厚〜めっちゃ美味しい!!そしてスパイシーでパンチも忘れていません。

水を使用せず鶏もも肉がホロホロの繊維状になるまで煮込まれているんだそう。野菜や鶏自体から出る水分や油分で煮込まれ作られたのが「無水チキンカレー」なのでした。

バスマティライスの硬さもいい感じでこのカレーに合う。4種の副菜も本格的で美味し過ぎます。

 

 

最後にコレ!

「唐辛子ニンニク酢」をお好みでと。 お酢?ってなりましたが…濃厚なカレーに合うー!! ちょっと味変を楽しめます。二度美味しいやつです。

本当に最初から最後まで大満足なカレーに出会えました!! ごちそうさまでした。

 

パキスタンカリーがルーツ

店主が出身の北海道、札幌の「カラバト・カリー」で食べたパキスタンカリーの味に惚れ込み、独自で試行錯誤を重ね作り上げたのだそう。

独学で極めた無水チキンカレーをイベントで披露したところ、予想以上の高評価を受け、2018年11月より間借りで営業することになったそうです!

パキスタンカレーは、その名の通り、パキスタンで日常的に食べられているカレーです。油とスパイス、そして肉や豆、野菜を煮込んだトマトベースのカレーです。パキスタンカレーで使われれているスパイスには食欲増進や疲労回復効果、代謝がアップするものなど様々な効用が期待できます。

イスラム文化なので、肉は鶏肉か羊肉、または牛肉を使います。そして、本場ではチャパティ(小麦粉で作ったナンより薄いパン)と合わせて食べられることが多いといいます。

 

テイクアウトもOKです! 配達エリアであればお家でも「無水チキンカリー」を楽しめますよ。

ありそうでなかった『無水チキンカリー』クセになりそうです。 皆さんも是非一度味わってみてください。

 

【お邪魔したお店】
タカブルカリー
住 所:大正区三軒家西2-2-15 HOSTEL NAGAYADO OSAKA 1F
電 話:050-5317-2568
営業時間 :
12:00-15:00(LO)
18:00-21:00(LO)
定休日:月、木
■最新情報はInstagramでご確認いただけます。@takabull_curry

Nishiura

大正区研究中のライター西浦です。
大正区の魅力を楽しく分かりやすくお届けしていきます。

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