先週、11月13日、14日に開催された「のきさきあるこ」2日間無事に終了しました。大正Laboも、先月からトータル4日間参加させていただきました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
そんな「のきさきあるこ」を振り返ってリポートさせていただきます。
「のきさきあるこ」ってどんなイベント?
シャッター商店街(三泉商店街)の空き店舗の軒先を借りて屋台を設置し、期間限定のお店を出すというイベントです。三泉商店街さまと 「大正・港エリア空き家活用協議会さま」「株式会社クルさま」「京都大学三浦研究室さま」が主催で、多くの運営ボランティアの方々との協力で開催されました。
大正区や、大正区に関連するお店や企業さんが約20店舗参加されました。
その他、子どもたちが、ワークショップで製作した駅弁屋台で職業体験をしたり、スタッフさん手作りのゲームで夜店をしたり、大人も子どもも楽しめるイベントです。商店街という場で開催するからこそできる、本来出会うはずのなかった人たちとの交流があり、シャッター商店街に活気があふれていました。
主催:三泉商店街 / 大正・港エリア空き家活用協議会 / 株式会社クル / 京都大学三浦研究室
協力:大阪ガス株式会社 / OsakaMetro / 紀洋木材株式会社 / 医療法人なごみ会大正くすのきクリニック/ 株式会社南山商店 / 株式会社RETOWN
新型コロナウイルス感染予防対策も万全!
三泉商店街および、のきさきあるこ事務局は8月より、大阪府の指導のもと、日常生活を支える商店街と訪れる府民の皆さまの不安を払拭し安心して買い物をしていただけるよう、「新しい生活様式」を踏まえた「感染症対策」や「需要喚起」を支援する事業に取り組んでこられました。
11月からはGOTO商店街の感染症対策実施マニュアルに従って準備を進めてこられました。商店街の成り立ちが道路に面して一面が外気に触れているという「三密」になりにくい特徴があり、また、新しい生活様式の中で再びクローズアップされているそうです。商店街内の柱ごとにたくさんの手指消毒薬を設置。設置する金属のウケも手作りで、試行錯誤してつくってくれたものです。
大正くすのきクリニック様には、新型コロナウイルス感染予防のための設営・運営の注意点をきめ細かくレクチャーいただいたそうです。そしてそして、病院内において、高度な機械で次亜塩素酸の消毒薬を製造されていて、ご厚意により、この消毒薬を「のきさきあるこ」に無償提供していただきました。愛を感じますね。
当日は、チケット購入時に検温を行い、37.5度未満の場合はリストバンドをつけて参加可能。マスクをつけ手指消毒の上ご参加いただきます。※37.5度以上の方は入場できません。
お買い物はチケット制
新型コロナウイルス感染症予防のため、金銭の受け渡しを行わないチケット形式をとっています。受付で1000円チケット(100円チケットx10枚)、500円チケット(100円チケットx5枚)を購入し、そのチケットと商品を交換するシステム。なお、余ったチケットは令和2年12月末まで、三泉商店街内の登録店舗で活用可能です。
大正Laboが参加させていただいた理由
まずは、大正Laboを知ってほしいから!!大正区の方や、大正区に遊びに来た方に、大正区の魅力を伝えたい!「大正区のお店や人を通して魅力をを発信するメディアがある」ってことを伝えたいという想いで参加させていただきました。でも参加するには、何かを提供しなければいけない。大正Laboに売るものは何もない・・・
ということで考えた結果、
「缶バッジ」「ステッカー」「エコバッグ」をオリジナルで作成しました。
オリジナルエコバッグ製作はこんな感じ!
初めて「シルクスクリーン印刷」に挑戦!版画のような印刷方法です。プリントゴッコみたいなやつ!といったらピンとくる方もいますでしょうか。デザインをお店で製版してもらい、この版にインクを塗ってバッグに刷るという工程です。インクも赤と白と緑と・・・いろいろ混ぜて作りました。ちょっと怪しい色にも見えますが、大正Laboのイメージカラー、オリジナルのピンクです。
乗せたインクを押し出すこことにより、下に敷いてるバッグにピンクのインクが落ちて印刷ができます。
いっちょあがり〜! 綺麗に色が乗って仕上がった時はとっても気持ちよかったです!達成感が半端ない!刷れば刷るほど楽しくてハマりましたね。
作ったインクの色と実際印刷した色が違ったり、インクがうまく乗らずにカスれてしまったりもありますが、それはそれで味のあるいい作品になりました。 編集長との共同作業です。というか編集長はもう西浦のしもべと化してました。扱き使ってほんまスミマセン。楽しかったのは私だけかもしれませんが・・・おかげ様で上出来!そして完売したことが何より嬉しかったです!
ラスト1枚はかわい子ちゃんが買ってくれました^^ 缶バッジとのコラボ、とってもいい感じです♡ありがとうございました!
「のきさきあるこ」スタッフさん用のCAPも作成させていただきました。
前回はスタッフTシャツを作成させていただきまして、今回はスタッフキャップのご依頼をいただきました。本来なら専門業者さんにお願いするところですが、なんせ時間がなかったもので私たちでなんとかするしかない!となり、困った時の「シルクスクリーン印刷」でロゴを刷る事にしました。でも帽子に印刷なんてしたこともない。シルク印刷といえど、CAPは難関と言われています。印刷所のスタッフさんにも「あまりお勧めしません・・・」とまで言われて、ガーーーーーン・・・となりましたが、そんなこと言われても もうやるという選択しかありませんでした。
こんな鈍臭い私たちにできるのか? とっても不安でしたが、やってみるものですね。予想以上に完璧な出来となりました! もう帽子屋にもなれそうです! これも優秀なしもべのおかげですね。 印刷所のスタッフさんにも褒めていただき、Instagramでも紹介していただきました!
と偉そうなことを言いながら、実は失敗作もあります。
ブレブレですね。これを刷った瞬間は絶望的でしたが・・・ この失敗を糧にめちゃめちゃ色々考えました。印刷所のスタッフさんに相談しながら。失敗は成功のもと!まさにこの言葉を実感した日でもありました。
失敗作を被って喜ぶ弊社のメガネくん。お似合いです!
当日はスタッフさんがカッコよく被ってくれてるのを見て、感無量でした。
のきさきあるこ参加店さん
「京大生が売ってる豚まん」この商品名だけでも売れますね!とっても美味しかったです!
京都大学の留学生ムハンマドくん(シリア人)の故郷、「シリアの高級お菓子」ピスタチオのお菓子です。甘すぎずこちらも美味しかったです!!
大正区にある木工・造作家具工房とショップ、ギャラリー「ブリコラージュ」さん。年輪はんこと木工道具はんこのスタンプ・ワークショップと、ホットワインやコーヒーも販売されていました。
コーヒーを飲んでると見せかけ、実はホットワインを飲んでいたのは内緒です。とっても温まりました^^
大正区の小林にお店があるベーグル屋さん「4th STREET BAGEL」さん。おかず系も甘い系も種類豊富で選ぶのも楽しいです! ベーグルピザは初めてかも!とっても美味しかったです!
「ゆみば」さん。某有名料理店で修行をした大将が作る、貝汁と牛煮込み。さすがです!牛はとろとろで食べた瞬間から感動の嵐!!本格的で美味しすぎました。また食べたい逸品です!
タグボート大正にお店がある「THE MARKET Sour Lab」さん。アルコールの入ったサワーだけでなく、ノンアルやホットも選べました。メガネ君がレモンジンジャー絶賛してました!!
大正区三軒家東にある「レンスペ大正」さん。実店舗は、時間貸しのレンタルスペースです。大正Laboと同じく、地域の方に”レンタルスペースがここにある”ということを少しでも知っていただきたいとおっしゃってました。
イラストレーターUmiさん。ほわほわ暖かい雰囲気のイラストを描かれる作家さんです。お話ししながらふんわり似顔絵を描いていただきました!特徴をひき出すのがとっても上手、色使いも素敵すぎました。可愛く描いていただきありがとうございました^^
陶器の岩田さん。なんと半額の半額です!!ほんまに?と言ってしまいました。弊社のスタッフもお茶碗たくさんゲットしてました。

商店街の実店舗からは大六堂さん。肌寒いこの季節は軒先きでぜんざいを食べてる方が多かったですね。私はやっぱり「もちパイ」いただきました^^
こども夜店は6つの昭和なゲームが楽しめる!
京大生や教授を中心に運営メンバーの皆さんが夜なべをしながら作ってくれたというゲームを楽しめる、子どものための夜店です。予算がないので運営メンバーの完全オリジナル!しかも手作り!!昭和なゲームが子どもたちに大好評だったようです。前回の経験を踏まえ商店街の北側にも南側にも夜店ができました。
1カ所に人が集まりすぎないように、スタンプラリーを開催しました。色々回ってもらいながら人を分散させる工夫だそうです!アイデアが素晴らしいですね。さすがです!
「何個入るかな?スポンジフリスビー」 「色合わせだ、スピードペタペタゲーム」
「キャップ釣り」「ボール的当て」と「射的」
木幡計器製作所さんが運営する「ガレージ大正」さん。子どもたちに楽しみながら大正区のものづくりを知ってもらおうと、ものづくり工場から廃材を集めて、スマートボールを作成されました。本格的ですね!!
子どもたちもスマホやゲーム機でない、昔ながらのゲームに夢中になっていました。子どもたちの楽しそうな顔見て、またこんな時代の遊びも流行っていけばいいのになと思いました。
最後に
主催者様、運営スタッフ様、大変な時期ではありましたが、とっても楽しいイベントを開催していただき本当にありがとうございました。商店街がいつもより明るく活気にあふれ、何よりみんなが笑顔だったことが印象的でした。マスクをしてても伝わりますね。私たち参加者側が何不自由なくスムーズに出店できたのは主催者さまや運営ボランティアさんのおかげだと強く実感しております。裏舞台の努力は計りしれないと思います。前回の課題を話し合い、今回は自転車置き場の配置を工夫されたり、自転車を押して通ってもらうよう呼びかけたり、細かいことにも気を配られていました。回数を重ねるごとにいろんなことが見えてきて、改善された部分もあればその分、課題がもっと見えてきたとも仰っていました。この課題をもとに、また新たな何かが始まることを期待しています。
商店街や大正区がもっともっと活性化されるよう、私たちも力になりたい!と強く思いました。
丁寧な取材、のきさきあるこのキャップ作成ありがとうございました!!
すごく助けられ、励まされました。また、大正を面白くするコラボを考えましょうね。
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