人生にやすらぎを♪大丈夫!大正区のLA MERさんが僕にはある

訪れた日は正に絶好の喫茶店日和でして。
大正の青い空がなんとも気持ちの良い日でした。

 

小林の交差点を鶴町方面に向かって南西に折れた路地の向こうには橋が見えます。

 

 

約束の時間まではまだ余裕があったので路地を更に進んでみると、

 

船着き場にでました!

ここが本当に大阪なのかと目を疑うような気持のよい光景が広がります。眼福にも恵まれた所で今日の目的地に向かいます。

 

CAFE LAMER(カフェラメール)

住宅に溶け込みながらもシックでヨーロピアンな外観が特徴のLA MERさんにやってきました。

 

大正Laboのヘビーユーザー!?

大正Laboでも再三お伝えしてきました「のきさきあるこ」で初めてお会いしたお客様にも関わらず大正Laboグッズを大量購入して頂いた方がおられました。得たいも知れない者達のグッズをなぜ買って頂けたのか?するとそのお客様は自分のお店で常連さんにプレゼントするためだとその理由を話されました。なんとも粋な方だと思いお店の名前を伺い今日の取材に至った訳ですが、小林で40年近く続く喫茶店ということでとても楽しみです。

 

コーヒーの香りに生活感が溶け込む落ち着く場所

どうしてもお買い上げ頂いた際の御礼をお伝えしたかったこと。そんな素敵な方が淹れるコーヒーが飲んでみたかったことが取材の動機です。特にアポイントをお入れすることもなく新規のお客さんがふらっとお邪魔する感覚で入店。調度品のセンスがとても素晴らしくまた長年の営みによって培われた生活感とが見事に調和されていました。これを一言で現すなら「超落ち着く」。一瞬でこのお店が好きになりました。

 

ヘビーユーザーのマスターに「のきさきあるこ」の御礼を伝えるとすぐに思い出して頂き来店を喜んでも頂けました。カウンター内で手際よく切り盛りするお母さんにもご挨拶。するとマスターの本当のお母さんであることが分かりました。それにしてもお若い。伺った時間は13時を過ぎていましたがモーニングもできるとのことで私たちはお得なモーニングを注文することに。

 

ご縁がつくったコーヒーを頂きます

コツンと上品な音を立ててエレガントなコーヒーが運ばれてきました。コーヒーはブレンドのホットとアイスをそれぞれ頼みましたが、陶器のカップが素敵です♪「CAFE LA MER」と名入れされているのもいいですね。今ではすっかり少なくなってしまったのではないでしょうか?気品と味わいを一緒に頂きます。

 

コーヒーよりパンが人気?!

バターがしっとり溶けだしたパンもおいしそうです♪お母さん曰く、ここはパンがおいしいのよ笑と。リアクションに困りながらも香ばしいトーストの香りとバターの香りが広がります。

 

そしてアイスコーヒーの陶器もまた素敵ですね。香りが絶妙です。程よい酸味に上品な苦み深み。このコーヒーが美味しいからパンも美味しいのだと思いました。

 

創業から変わらぬサイフォン式

LA MERさんでは創業当時からずっと変わらずサイフォン式を採用されています。サイフォン式とは水の蒸気圧を利用してコーヒーを淹れるガラス製の器具を用いたものです。19世紀のヨーロッパで発明され、日本では1925年(大正14年)に初めて島屋商会(現:珈琲サイフオン)から「コーヒーサイフォン」として販売されたそうですが見ているだけでも心和むようです。今ではフラスコの会社がなくなってしまい、メーカーが変わったため器具は揃っていないのだそうです。

 

 

一杯づつ豆の状態をチェックして丁寧にコーヒーを注ぎます。

マスターいわく1番難しいのはアメリカンだといいます。豆の量と水の量で味は変わるから繊細な味わいはとくに難しいのだそうです。LA MERではサイフォン式によって異なるコーヒーを飲み比べすることもできます。一番インパクトのあるコーヒーのお望みならマンデリン。酸味がお好みであればアメリカン。ブレンドはバランスのとれた味わいとなります。

 

創業から見守る一枚の壁画

店内を眺めると入って右奥に一枚の絵画があることに気づきます。1988年と記されたところをみると創業当時に書かれたものであることに予想がつくのですが。詳しいお話しをお母さんに伺ってみました。

 

1988年のオープンの時に名もなき若い画家さんが書いた絵が今でも残っています。若い男性だったがサインがないため誰が書いたのか分からないままだといいます。当時、その画家はお金がなく、外国へ行って絵の勉強するためにお金を貯めたかったそうで、お店の設計をした建築家さんの好意で仕事として絵を描かせてあげたそうです。絵もインテリア装飾品も家具も含めの金額。もしその画家さんが売れっ子になっていたら、この壁画は値打ちあるやろなーとお母さん。どなたか分かる方おられたらご連絡お待ちしています笑

 

 

 

最後に

知らないだけでお店ごとに物語があるのだと今回の取材を通じて知るきっかけにもなりました。つらい時、疲れた時、お母さんとマスターを思い浮かべフラスコから解き放たれるあの珈琲のお香りを思い出します。それでも足りないなら何かに理由をつけて珈琲を一杯飲みに行きたいと思います。心通わせる喫茶店があることは人生を豊かにしてくれます。あ~喫茶店て本当にいいものですね。また行きたいくなるLA MERさんでした。みなさんも是非!

 

【お邪魔したお店】

CAFE LA MER(カフェ ラメール)

住 所:大阪市大正区小林西1-1-15

電 話:06-6553-4086

営業時間 :7:00~16:00

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