こんにちは!大正Laboライター西浦です。
先日取材させていただいた「きよしや」さんの帰り道、もう1軒おすすめの立ち飲み屋さんを教えていただきました!
きよしやさんから徒歩10分くらい。この2軒をハシゴする方も多いんだそう。
青い看板が目印の、酒屋!?
通り慣れた、さんせん商店街にあるお店です。
「酒の みのりや」さん
てっきり酒屋さんだと思っていましたが、実は、
向かって右が酒屋さん、左は立ち飲み屋さん、つまり角打ちでしたー!
キレイに半々!
もう40年前からこのスタイルで営業されているそうです。
角打ち(かくうち)とは・・・
もともとは升の角に口を付けて飲むことを「角打ち」と呼んでいました。
しかし現在は、酒屋の一角を飲酒スペースとして仕切って立ち飲みすることを指します。さらに、酒屋での立ち呑みに限らず、立ち呑み居酒屋で酒を飲むことを角打ちと呼ぶ場合もあり、広い意味で用いられています。
と言われても・・・中が見えそうで見えない・・・・
入り口の扉を開けても・・・
壁しか見えない。
もう少し奥へ行くと・・・・
おじさまたちのオアシス!
なんと、奥まで長ーいカウンターが続いておりまして、みなさま等間隔にキレイにに並ばれています。
なんか洞窟から抜けた先に見つけた宝島のような場所。
初めてここまでだどり着く数秒間も、なかなかのスリルがありましたよ。
きっとおじさまたちはそんなこと考えたことがないかも知れない。
常連様達でほぼ満員御礼の中、少しずつ寄っていただき、なんとか1人分のスペースを確保!
カウンターの向こうには優しいお母さんが迎えてくれました!
笑顔でお酒を入れながら♪この瞬間にほっこりしますね。
コップもなんかいい感じ。
息子さんとお母さんの2人で切り盛りされているそうです。
そしてまずそこで見た光景とは、
魅力的な肴たち!!!
めちゃめちゃ美味しそうなアテが所狭しと並んでいます。
レバニラは250円! アジのみりん干しは200円など・・・・激安!
一見雑多に並んでいるけれど、1皿が1人前になっていて、ちょっと飲みながらにはちょうど良いサイズ!そして選びやすい!
正面の冷蔵庫の中にはお造りもあって、左の方にはメニューも書かれているけれど、やっぱりおかずを見て選んでしまいますよね。
焼魚や焼きそばもあります。
お酒に合う家庭的な料理が豊富!
あれもこれも食べたくて、迷っているうちに、実は横からどんどんなくなっていきます。
なんせ早いもの勝ちという感覚。
お母さんは、朝の10時からひっきりなしにお惣菜を作り倒しているそう!そして作ったそばからなくなっていく・・・
お客さんは朝からおかずの取り合いなんだそう!!
なんかおもろい!
食いしん坊家族みたいですね。
何種類くらい作ってるんですか?と聞くと、
「何人来てくれるか分からんから、適当!」と言ってましたー!
なくならない程度に作って、いつの間にかおかずが増えてて、すごい!
やっと選んだおかずが、こちら!
はも湯引き(梅肉ソースで)
きっとこれは、今日一番高い一品。それでも450円です。角打ちでハモがいただけるとは!!
ハイボールは缶で登場!
氷が入ったグラスと、角ハイボール缶、これがなんとも酒屋っぽいですね。
ほうれん草とベーコン
彩もキレイで、ええ塩梅です。
かに玉
一口サイズがナイスです。とろっと美味しい餡がたまりませんね。
マグロと豆腐の炊いたん
弾力があって、やさしい味付け。毎日食べたいおかずです!
お酒も進むしご飯も欲しくなる、笑。
そして気になるこちらも覗かせていただきました。
酒屋の店内
めっちゃ懐かしいというか、やっぱり昭和を感じます。
この冷蔵庫にあるお酒からも選べますよ。
昔ながらの感じがなんか落ち着きます。
さて、サクッとお腹も満たされたところで、
お会計は赤色のレジスター!
赤色ってー!こちらもなかなかの昭和感が懐かしくていい!
ほんで食べて飲んで2人で1900円!
激安!!
まさに「せんべろ」ですね。
最後に
角打ちの魅力は何と言ってもその手軽さですよね。
アテは乾き物ではなくて、手作りのお惣菜ということこに温かさを感じました。
お目当てはお酒よりもお母さんの美味しいアテ♪ そしてさりげない日常会話が心地よい、そんな空間でした。毎日でも行きたいお店ですね。
気になっていた方、ぜひ覗いてみてくださいね♪朝から開いてますよ!
【店舗情報】
酒のみのりや
住 所:大阪市大正区泉尾1-23-12
電話番号:06-6551-0184
営業時間:
10:00~14:00
16:00~21:00
定休日:火曜