大正Labo初!筆ペンを使った「手書きPOPのワークショップ」を開催しました!

こんにちは!大正Labo西浦です。

だいぶ暖かくなってきましたね。そんな春の訪れを感じる3月16日、大正会館の会議室をお借りし「手書きPOPのワークショップ」を開催いたしました。

大正Labo初となるワークショップには8名の方にご参加いただきました。

身近な筆ペンを使って、お店で売りたい!お勧めしたい!そんな商品のPOPを作ります。

ちょっぴり緊張な始まりから、黙々とハマる真剣な時間、そして満足感溢れるお披露目会まで、とっても楽しいイベントとなりました。

では、当日の様子を紹介させていただきますね。

 

 

ワークショップ始まるよ〜

講師は、大正Laboの運営会社でもあるメニューデザイン研究所の先生。筆文字講座を始め、看板、木札、メニューやポスターの手書きデザイナーとしても活躍中です。(詳細はこちら)

 

参加者様の業種は様々で、居酒屋さんをはじめ、うどん屋さん、布団屋さん、木材屋さん、ホームページ屋さん、

あれ?左下の方に見たことある人が1名?・・・ それはさておき、

 

 

まず、どの文字のメニューが “心がこもって美味しそう” ですか?

A、プリントしたパソコン文字

B、店主自ら書いた文字

C、書道家が書いた文字

3択です。

 

 

答えはBの「店主自ら書いた文字」

これは街頭アンケートの結果です。心のこもった美味しそうな文字に選ばれたのは、ぶっちぎりで『店主自ら書いた文字』

その理由としては、「書いている人の人柄みたいなものが文字から伝わるから」でした。

っていうか誰?

いや〜 忘れてはなりません。我らが編集長ではありませんか! ちょっとシュッとしていますので数年前の画像なんですが・・・

なんと、一般人のリアルな反応を確かめるべく、編集長自らの足で街頭アンケートを実施し立証されてたのです! 久々に、素晴らしい!と思えた瞬間でした。

 

 

心のこもった手書きは必ず伝わる

え?

一瞬、目を疑いましたが・・・ まずは筆ペンに慣れることから。いろんな形の線や、いろんな太さの線を書いているところです!ということにしておきましょう。

 

 

見たことある人の正体は、大正Laboのレアキャラ、溝やんです。「一回こんなんやってみたかってん!」と念願の筆文字体験です!

筆ペン1本でいろんな太さの線を表現できますね。

 

 

ワークショップの前半は「基本の練習」

筆ペンに慣れたら、太い、細いのメリハリのある文字を練習します。

 

 

文字の形は、丸みのある逆三角形を意識して書いてみます。

 

 

「四川風麻婆豆腐」も丸みを帯びると、ふっくら美味しそうですね。

 

 

あ!大正区まちづくりセンターの向井さん! ちょこっと見学に来ていただきました。そして無理やり体験してもらうという・・・

 

 

こちらは文字の大きさに違いをつける練習です。

 

 

早くも練習の成果が!!

こちらは布団屋の若旦那の作品! 左は練習前にいつもの感じで書いたPOP(before)。右は、文字にメリハリと動きを加えて書いたPOP(after)

もともと字がおきれいなのですが、それでも印象は全然違いますね!!

 

 

こちらは布団屋の奥様の作品。文字に丸みや強弱をつけることでお布団のふわふわ感や気持ち良さがすごく伝わりますね。beforeとafterではやっぱり印象が変わりました。

 

 

こちらはうどん屋の奥様の作品。可愛いイラストが和みますね^^ 朱色がアクセントになり商品名が分かりやすい! 印象が変わりますね。

 

 

後半はPOP制作!

その前に、POPに重要なキャッチコピーの作り方も勉強しました。溝やんも真剣です!

 

 

キャッチコピーが決まったら、POPのレイアウトも考えます。商品名、価格、キャッチコピー、商品説明、どれを優先しますか?

 

 

木材屋さんが作りたかったPOPは「コロハウス」???

なんと、コロコロクリーナーの収納ホルダーだったのですね! 出しっぱなしでもおしゃれなホルダー、気になります!! あとは空白にあれを入れたら完成ですね。

 

それぞれのPOPが完成したところで、

 

 

 

POPのお披露目会!

店長から「字が汚い」とよく怒られてる居酒屋の社員さん。

「自家製スペアリブ」商品名がメインで伝わりやすい!朱の入れ方と、トロトロホロホロもアクセントになっていいですね 。帰ってからの店長の反応が楽しみですね!

 

 

 

(before)

(after)

「いきたい!!とお客様が思うオンライン集客コンテンツ」

ホームページ制作やオンラインセミナー、YouTubeもされているという川口さん。集客って言葉にインパクトがありますね。お店じゃなくても、セミナーのポスターや、動画のサムネイルに使える!アナログとデジタルの融合、素敵です。

 

 

うどん屋さんのご夫婦は、共同作業で「綾髙セット」のPOPが完成しました。キャッチコピーにインパクトありますね!!文字の強弱もいい感じです。

あげたてサクサク!!もう美味しそう。この天ぷら盛り合わせ食べてみたいです!

 

 

布団屋のまついさんは「赤ちゃんのおふとん」 寝る子は育つ、めっちゃ目を引きます!

前半で作成した文字をPOPにすると、おふとんの気持ち良さがさらに伝わってきました。雲と赤ちゃんのイラストも空間の使い方もお上手ですね!

 

 

布団屋の若旦那。先ほどの商品名にキャッチコピーを付けるとさらに温かみがあり、完璧ですね! 朱色とのぼりのイラストがアクセントになり、メリハリがあって分かりやすいPOPです。

 

POPはずっとパソコンで作られてましたが、最近手書きPOPが流行ってるから復活しようとしているところだったそうです! ナイスタイミングでのご参加!

今日から店頭の印象が変わりそうですね。

 

 

最後は、大正Laboのレアキャラ、溝やん! 「白鹿680円」めっちゃ分かりやすくていいですね。徳利と温泉マークのイラストもナイスです!

このPOPはお友達の立ち飲み屋さんへプレゼントすると喜ばれそうですね!! いや、値段が高すぎると言われるかもですが・・・

 

 

楽しくて味のある、素晴らしいPOPが集まりました!

またお店に帰って、次の作品作りも楽しみですね。みなさんお疲れ様でした!

 

 

 

参加者様の声

  • 字が下手で、文字を人前に見せるのは嫌いなんですが、こういう表現の仕方があるんだなと思いびっくりしました
  • もともとPOPづくりとか好きだったんですが、もっと好きになりました。
  • 筆ペンの使い方、文字のバランスなど、字のきれいさにこだわらず強弱をつけて書くこと、勉強になりました。
  • 初めて手書きPOPを体験して、A41枚の紙に目的を入れる難しさを体験!
  • ポップのキャッチコピーのしぼり方などもこれから参考にしたいと思います。
  • 勉強したことなかったので本当に満足しました。
  • 先生の教え方がわかりやすかった!
  • あっという間の2時間でした。すごく楽しかったです!またやりたいです!!

 

手書き文字の必要性とは?

手書きすることによって、パソコンでは表現できない強さや温かみのある文字が生まれる。

手書き文字の特長は人柄だと思います。機械がつくるより人がつくる料理の方が愛情を感じるように、文字にも書き手の想いがこもります。それを見た人もほっこりしますよね。

これがデジタルにはないアナログならではの良さではないでしょうか。

 

最後に

初めてのワークショップにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。主催者側も一緒になって考えたり、とっても内容の濃ゆい楽しいイベントとなりました。

参加者様に喜んでいただき、楽しく学んでいただけたことにホッとしています。

今回参加できなかった方のためにも、ぜひ第2回を開催したいところであります。開催日をどの曜日の、どの時間帯にするかも課題ではありますが、今後の大正Labもどうぞお楽しみに!!

Nishiura

大正区研究中のライター西浦です。
大正区の魅力を楽しく分かりやすくお届けしていきます。

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