商店街の空き店舗再生プロジェクト【大正秘密基地 on:e Lab.(ワンラボ)】が、シェアハウスとして始動!

こんにちは!大正Laboライター西浦です。

昨年夏から始まった、三泉商店街の空き店舗を再生するプロジェクト「大正秘密基地on:e Lab.(ワンラボ)」無事完成しました。

若手メンバーやボランティア、DIY師匠遠藤夫婦の強力なサポートで完成したシェアハウス。

どこから手をつけるんだろう・・・というほどの空き家を見事再生し、若者5人でのシェアハウス生活が始まったと聞き、とっても嬉しくなりました。

どのように生まれ変わったのか?どんなきっかけでワンラボに来たのか?商店街で暮らす入居者さんの声を取材させていただきました。

 

大正秘密基地 「on:e Lab. (ワンラボ)」とは?

大正区の三泉商店街にある、秘密基地のようなシェアハウス&コワーキングスペース(若者たちの集まれる場所)。

商店街の空き物件を若者のための秘密基地(活動拠点)とすることで、商店街や大正区と若者の新たな接点を生み出すという計画のもと、電気屋さんの2・3階部分(空き家)が素敵な空間へと生まれ変わりました。

早速お邪魔します!

 

おしゃれなリビングルーム

パテを塗って平らにした壁、防音シートやクッションフロアが貼られた床がこんなおしゃれな空間に!!本を読んだり、ご飯を食べたり、みんなが落ち着ける場所になりましたね。

 

キッチン

DIY師匠、遠藤シュウさん力作のバーカウンター大活躍です。ちょっと生活感が出てきたキッチンも、このバーカウンターで締まりますよね。お酒を飲みながら、ちょっとお店にいる雰囲気も味わえるなんて、やっぱり素敵です。

 

和室のこたつは争奪戦

くすみカラーの和室、畳の下の枠組みなど、最初に見学させてもらった時のことを思い出すと、感慨深い。

畳にこたつは最高ですね。お尻に根が生えて抜け出せない・・・その気持ちわかります!

 

トイレは男女共同

こちらも可愛くておしゃれ。以前、みんなが心配していた、男女一緒だとトイレ掃除が大変問題。全く問題なくきれいに使えているそうです。素晴らしい!

 

和室の奥の集中スペース!

障子に囲まれている感じがまたいいですね。自分の部屋よりも集中できる空間だそうです。

 

この共有スペースでの暮らしは絶対に充実だろうなーって羨ましく思いつつ、入居者の皆さんにお話を伺います。

 

「on:e Lab.」の代表  平松 孝介さん

愛知県出身の26歳 鉄道系の会社勤務 街づくりに興味がある若者代表。

大正区千島のURでの一人暮らしからワンラボへお引っ越し。

「そこに行けば誰かがいて、何か新しい人・情報に出会える場所」そんな念願の秘密基地を立ち上げ、運営している平松さん。オープンして嬉しい!反面、運営側として考えければいけないという課題も山積みだとか。

シェアハウスに住んでみてどうですか?

楽しいです!頑張らなくても近くに喋れる人がいるのがありがたいです。

僕はネガティブで、人に心を開くことができないんですけど、最近は「ひらけれないんです」と言えるようになりました。指示はできるけど協力は仰げないという強がりなんですが、これだけでも進歩だと思ってます。

みんなで話していると、いつの間にか不毛な相談をできるようになってきたり、そういうのがいいですね。

26歳で青春してる感じです。

これからどんなことを楽しみたいですか?

たくさんありますが、アートの人や金融の人や、まだ関わったことないジャンルの人たちや、もっと色んな人と喋ってみたいです。

ここに住んでるけどまだ認してもらってないので、商店街の人たちともうまく解け込めるようになっていけたらいいなと思っています。

 

ーーー このプロジェクトを引っ張っていった好奇心旺盛な平松くん。まちづくりの活動にも積極的で、てっきりポジティブ派と思っていたので意外でしたが。近くにいる仲間が増えたことで、1人で抱え込まなくてもよくなりましたね。平松くんの悩みを声に出したらすぐに解決しそうな気がします。

困った時は先輩たちにも頼ってください!

 

 

一番に入居が決まった、宮平 乃斗さん

大正区出身の22歳  市役所勤務 実家暮らしからワンラボへ。

大正Laboの記事を読んでワンラボに見学へ行かれたそうです。大正Laboきっかけは嬉しすぎます!取材日はあいにく所用のためリモートで参加していただきました。

シェアハウスに住もうと決めたきっかけは?

大正区で、若い人達が面白そうな活動をしてると知って見学に行ったのがきっかけです。それからDIYをお手伝いするようになって気づいたら入居を決めてましたね()

勢いというかノリってのもあります。

 

シェアハウスに住んでみてどうですか?

めっちゃ楽しいです!

一緒に住んでる4人もみんな違う仕事をしてて、仕事の話をするのも楽しいし、家に帰ったらいつでも誰か一緒にお酒飲める人がいるのも楽しいです。

 

これからワンラボでどんな活動をしていきたいですか?

趣味みたいな感じで休日や仕事帰りに子どもの居場所のお手伝いをしています。ワンラボでもそういう活動ができたらいいなと。

大正区も子どもに優しいまちになればいいなと思ってます。

 

ーーー 大正区から大正区へのお引越し! 大正区の方はこのパターン多いそうです。

子どもたちの居場所を支援するボランティアがあるとは知りませんでしたが、すごく優しい気持ちがあって、積極的な活動が素晴らしい!!

ワンラボからの繋がりでぜひ子どもたちの居場所づくり、実現させたいですね。

 

 

 

シェアハウス経験者の、藤本 彩さん

住吉区出身の27歳  病院勤務を経てフリーの社会福祉士として活動中。

一人暮らしの後、新大阪の女性専用シェアハウスからワンラボへお引越し。

ワンラボに住もうと決めたきっかけは?

元々住んでいたシェアハウスのオーナーさんがワンラボの家主さんでもあって、お話をいただいたのがきっかけです。

私がフリーで社会福祉士をやっていこうと考えている中、同世代の人たちとの繋がりとか、フリーで仕事してる方との繋がりもある「ワンラボ」に移った方が楽しいんじゃない?と勧めてもらいました。

実際見学に来て、平松さんに会って、楽しそうと思ったので入居を決めました。縁がどんどん繋がっていったという感じです。

 

ワンラボに住んでみてどうですか?

楽しいです!

女性専用のシェアハウスは、意外と殺伐としていて、ただ共同生活をしているという感じだったのですが、そこに男の人が入ると整うというか、バランスはいいと思います。

これってシェアハウスあるあるみたいです、笑。

 

フリーの社会福祉士ってどんな仕事?

社会福祉士は、生活の困りごとに対して、相談を聞くだけじゃなくて、サービス、人、場所など必要なところに繋いでいく仕事なんです。

社会資源がなければ新たに作っていくこともあります。職場やワイフワークでたくさんの人に出会って、サービスの溝や私自身が雇用されてルールの中でしか動けない不自由さを感じて、フリーの形を取ってみることになりました。

色んな価値観に触れることができるということも面白くて、福祉は障がい、児童や高齢だけでなく、教育や司法の分野、外国の方に対してなど、幅広いです。とにかく誰かに寄り添える人でいたいなあと思っています。

 

ーーー 5人の中で、唯一のシェアハウス生活の先輩である藤本さん。コロナ禍が生活スタイルを考えるきっかけになり、独立されたそうです。フリーの社会福祉士という未知の分野でスタートする勇気もカッコイイって思いました。

聞き上手で、その人のために一生懸命考えられる人。ワンラボのみんなにとって頼りになる存在ですね。

 

 

まさかの展開で引っ越してきた、佐藤 遥さん

京都府出身の28歳 建設会社で不動産開発のお仕事をされています。設計と営業の間というか…一言では説明できないネゴシエーターのようなお仕事だそうです。

ワンラボの前は城東区で一人暮らし。

シェアハウスに住もうと決めたきっかけは?

ワンラボの設計メンバーでもある大学時代のまちづくりゼミの同級生に「大正区でおもろいことやってるよ」と誘われて、ここに遊びに来たのがきっかけです。

 

一人暮らしからシェアハウスって抵抗なかったですか?

めちゃくちゃありました。

「様々な立場の若者が集う拠点づくり」という秘密基地プロジェクト自体に魅力を感じていたので、ここに住むという考えは全くありませんでしたね。

平松くんには居住を猛プッシュされていましたが(笑) やっぱり共同生活に抵抗があって、最初は住むことは全く考えていませんでした。

と言いつつ、一人暮らしの家賃を下げたくてちょうど家探しをしている時期だったんですが、全然いい条件の賃貸が見つからなくて。そんな時に何気なくワンラボの家賃を聞いてみたら破格の値段だったので「やっす!」となって速攻で決めました笑。

 

シェアハウスに住んでみてどうですか?

12月に引っ越したんですが、その頃ちょうど仕事の繁忙期で、引っ越してから毎日終電帰りだったんです。1人だったらただ家と仕事の往復ばかりで、病んでたかもしれませんが、遅くに家に帰っても皆がキャッキャと迎えてくれて、どんなに疲れていてもすごく明るい気分になれていました。

あの頃は、みんなのおかげで病まずに乗り越えられたな、と実感しています。

 

ーーー とってもサバサバしていて明るいお姉さん的存在の佐藤さん。家賃に心が動いたとは意外でしたが、これも大事な決定打ですよね。住む気がなかった人を惹きつけたのもワンラボの魅力ですね。

仕事で疲れて帰ってきた時に、ちょっと話せる仲間がいるって、シェアハウスの醍醐味かもしれません。気持ちの切り替えができるってすごくいい環境!

 

 

最後の1室まで悩んで入居を決めた、太田 雅己さん

淡路島出身の26歳 都市計画系のコンサルタント

ワンラボの設計メンバーとして立ち上げから参加。ワンラボの前は、新大阪で一人暮らし。

シェアハウスに住もうと決めたきっかけは?

平松くんに誘われて、ワンラボのプロジェクトメンバーとして、ここを作るところから関わっていったというのが入居のきっかけですね。

何もない状態から話し合いをしてDIYして、面白そうと思ってたものがホンマに実現していくと、場所に対する愛着も湧くし、何もなかった場所がきれいになって、壁とか床とかキッチンとか入ったりすると、もう便利というか、いいかもしれないと思ってて。部屋がラスト1枠になった時まで迷ってたんですが、26やし、やるなら今やな!と思い切って決めました。

 

シェアハウスに住んでみてどうですか?

いい感じです!

帰ってきて誰かいるのが楽しいし、広いキッチンやリビングやお風呂とか、一人暮らしでは手に入らない空間があるのはデカいですね。

今、工房が物置みたいになってて、そこをDIYしてるんですけど、そういう感じで、住み出してからも自分達の思う通りに作り足していけるところも魅力的だと思います。

どんどんアップデートされていくところが楽しいです。

 

これからどんな活動していきたいですか?

街との関わりをどう作っていくか?とか、シェハウスの住人だけじゃなくて、友達の友達も巻き込んで、若者と街との関わりをどう作っていくかを考えていきたいですね。

あれ?こんな事言ってしまっていいのかな?言うたらやらなあかんというプレッシャーになりそうですが、頑張ります。

 

ーーーしっかり者と見せかけて、お茶目な一面のある太田さん。でもやっぱり話すことに芯があって、めちゃめちゃ説得力がある!と感心してしまいました。

決断に迷った時は、そっと背中を推してもらえる仲間の存在は大きいですね。一人暮らしでは味わえない空間を楽しんでくださいね。

 

お話はまだまだ尽きません。気になるシェアハウスのルールやお困りごとにつては、また次回、第2弾としてお伝えいたします。

 

最後に

みんなめっちゃ楽しそうで、シェアハウスでの生活が羨ましい!私ももうちょっと若かったら仲間に入りたい!って思いました。

いや、もうちょっとじゃないな… だいぶ若かったら。とにかくあったかくてすごく居心地のいい空間です。

みんなそれぞれ違った仕事をしているし、それぞれに悩みもあるけれど、シェアハウスに住むって決断をしたことが共通点であり、みんなの心を一つにしているんだなーって思いました。

女性2人がしっかりしていて、弟たちを引っ張っていってくれてる感じもしましたよ。とってもいいバランスですね。

第2弾もお楽しみに。

 

【店舗情報】
on:e Lab(ワンラボ)
住 所:大阪市大正区三軒家西2-13-19 2階・3階(1階ヤスイ電気さん)
■大正駅から徒歩6分