運動場が喫茶店に!?地域のコミュニケーションの場が2年ぶりに復活!【ふれあい喫茶in泉尾北】

こんにちは!大正laboライター西浦です。

大正区には10校ある小学校の校区ごとに、様々な地域活動を行っているまちづくり実行委員会があります。

今回は、その中の泉尾北地域まちづくり実行委員会主催の「ふれあい喫茶」を取材させていただきました。

コロナ禍で中止が続いていたため、なんと2年ぶりとなるイベント。GW最終日、とっても晴れた日曜日に開催されました。

 

「ふれあい喫茶 in いずきた」

いずきた=泉尾北(いずおきた)の略。地元ならではの愛称ですね。

ふれあい喫茶とは?
地域のボランティアの皆さんによって開かれた「喫茶店」
子どもから高齢者まで、地域にお住まいの方が集い、ふれあうことのできる場です。
喫茶店のモーニングのようなメニューを100円で提供されています。
※地域によって価格やメニューは異なります。
※各地域で月に1回程度行われています。

 

開催場所は、泉尾北小学校

子どもも大人も次々と集まり「再開できてよかったですねー」の声が飛び交っていました。

久々にゆっくりとお顔を合わすことができるのは嬉しいですよね。

 

まずは受付!

消毒、検温をして、名前を記入します。

地域のスタッフさんはお揃いの赤い”いずおきたTシャツ”で迎えてくれました。

次は、

食券を購入

トースト、ドリンク、ゆでたまごが付いて100円!

ドリンクは、コーヒー・紅茶・ジュースから選べます。

 

”いずきた”のふれあい喫茶は

子どもたちがおもてなし♪

事前に募集して集まった16名の小学生たちがスタンバイしています。

喫茶店体験はワクワクドキドキですね。

 

かわいいウェイトレスさんが案内してくれました

帽子とエプロンがとっても似合ってます♪

 

案内された席はなんと、

 

運動場!!!

めっちゃソーシャルディスタンスやん!!!

ビーチじゃなくて運動場にパラソル!

室内じゃなくて運動場が喫茶店!って面白いー

もうこの光景がすごくすごく微笑ましかったです。

 

久々に会えたご近所さんやお友達とのコミュニケーションの場。

楽しそうな様子を見るとほっこりしますね。

 

 

席に着き食券を渡すと、座席番号を記入してくれました。

 

「はい、お待たせしました!」

注文を確認し、上手に運んでくれましたよ。

 

バタートーストとゆでたまごが綺麗にパッケージングされているのはナイスアイデアですね!準備もすごく大変だっただろうなーって思いますがすごく嬉しいです。

そして青空の下でいただくモーニングは格別!とっても美味しかったです!!

たまにはこういうのもいいですね。

お隣のテーブルには、古川大正区長もいらしてました♪

 

今後のためにアンケート収集も。双子ちゃんもお手伝い?かわいすぎます。赤いTシャツもお揃いですね。

 

 

喫茶の後は、バザー会場へ!

体育館ではバザーと、フェイスペイントが開催されていました。

 

手前のコーナは全て10円! レトロな商品など掘り出し物を見つけましたよ!

財布に小銭が9円しかなくて・・・1円まけてもらいました>< 9円で買い物ができるなんて夢のようです。ありがとうございます。

 

 

子どもが喜ぶグッズもたくさんありました。3つで100円!!

 

 

ドライフラワーと観葉植物! 他にも、食器や洋服、ぬいぐるみなど見るだけでも楽しいブースが色々ありました。

 

そして、もう1つ人気だったのが

フェイス&ボディペインティング

ECCアーティスト美容専門学校の学生さんがボランティアとして参加し描いてくれていました。

15種類の中から好きなマークを選ぶんですね。ここにもいつもと違うワクワクやドキドキがありますね♪

 

こちらはおでこにコウモリが!! チョイスがファンキーです!!

 

コウモリと雪だるまが人気ですね〜  かわいいものに季節は関係ないんです。

 

小麦色の肌にアイスクリームも可愛い!

こ、このお方は、

 

泉尾北地域まちづくり実行委員会   川上委員長

地域住民とのつながりを大切にし活動を引っ張っていってくれる、イズキタのリーダー!

川上委員長に少しお話を伺いました。

 

泉尾北はどんな地域ですか?

子どもから年配の方まで色々な年齢層が関わって参加する地域ですね。

地域の活動ってどうしても年齢層が高いイメージだと思いますが、比較的若い子たちも多いので、各年代の人たちが集まって動いてもらえて本当に助かっています。

先輩から受け継いだものを後輩に受け継いでる。それが続いていると思います。

 

ふれあい喫茶再開のきっかけは?

2年前までは毎月第3日曜に開催していたんですがコロナ禍でできなくなり今に至るのですが。

別で、4月の第4日曜に年に1度の「いずきたカーニバル」というお祭りをやってて、これも2年前から中止になってたんです。祭りとなると大掛かりでまだちょっと難しいけれど、代わりにせめて”ふれあい喫茶”はやリたいなぁと企画はしていたんです。そんな中緊急事態宣言もあり、やっぱり中止で、2月に予定していた降雪機を入れての「雪まつり」できなくなってしまいました。

でもずっと計画はしていたので、今年の春こそ!と状況を見ながら… 様子を見ながら… そろそろいけるかな?… 「今回はなんとかできそう!」という感じで、やっと開催に至りました。広い場所でね。

 

ーーー タイミングをずっと待ていたんですね!これも準備ができていたからこその実現ですね。また体育館じゃなくて運動場ってアイデアもナイスです。

 

 

泉尾北小学校   奥田校長先生と一緒に

「校長先生のご協力なくてはできませんでした。」と川上委員長。

奥田校長は、「子どもたちのためにこのような機会を作っていただけて本当にありがたい」とおっしゃっていました。

校長先生も明るくてとっても気さく!こんなに近いところにいてくださるのは親近感を持てますね。お話も楽しい!

地域と小学校が協力したり、周りの方々が快く手伝っていただける関係性ができてるのも川上委員長のお人柄ですね。素晴らしいです。

 

これからどんな地域にしていきたいですか?

やっぱりコミュニケーションを大事にしていきたいと思っています。

みんなが集れる、何か行事ごとを続けていかないとという思いもあって、繋ぎとめるのに必死なんです、笑。

いろんな年代の方が、従事者になったり参加者になったり、入れ替わって参加できるように、そういうふうな形で続けていけたらいいんじゃないかなと。受ける側ばっかりじゃなくてね。

コロナ前は、6年生がお化け役になって子どもたちを驚かすっていう「お化け屋敷」もやってたんです。子どもたちが手伝ってくれる場をもっと作っていきたいし、そういうのもまた復活したいですね。

 

取材を終えて

とにかく地域のみなさんがとっても仲よし!!年齢問わず、みんなに楽しんでもらおうって想いがすごく伝わって来ました。

これを機に色々な催しが再開されていくと良いですね。

青空の下の「ふれあい喫茶」また行きたいです!

今回参加できなかった地域の方、またみなさんの地域で開催されているイベントにも、今一度注目してみてくださいね。

 

【主催】

泉尾北地域まちづくり実行委員会

Nishiura

大正区研究中のライター西浦です。
大正区の魅力を楽しく分かりやすくお届けしていきます。

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