大正区の魅力を走破せよ!七つの渡船を巡る3時間弱の冒険!

みぞぐち
大正Laboレアキャラのみぞぐち(溝口)です。

 

私、生まれも育ちも箕面市なものでして、週末はいつも滝と猿ばかり見てますねん。
なもんで海のある暮らしに人一倍憧れてるんです〜

 

 

今日は大正の海を楽しみ尽くす絶品サイクリングコースに挑戦したいと思います。題して「大正の七つの渡船を巡る冒険!」気分転換にはもってこいの神企画でさーねー♪

 

ナニワ銀輪堂プレゼンツ!「七つの渡し舟を巡る」Aコース

このモデルコースは快適な自転車ライフを応援する「ナニワ銀輪堂」さんが考案した大正区の魅力を知り尽くせるコースです!大正区に現存する七つの渡船を走破するナイスなコースですね〜~♪♪♪

 

ちなみに私の相棒がスペシャライズド(SPECIALIZED)のロードバイク

それでは早速行ってきます!

 

 

山﨑
伴走とここからの実況はライター山﨑が務めます。

 

ちなみに私の相棒はヴェリブ大正さんでお借りしたレンタサイクルGO!

ウッ、ウン???

 

無駄に、痛車ーーー(;・∀・)

 

 

そしていきなり迷うの巻

お分かりいただけたであろうか?彼は道に迷い大正の深みにはまった男の末路である。。冒険にトラブルはつきものですがこんなにも序盤でつまずくとは。。Googleマップを信じない男の勘とやらを今は信じるとしましょう。

 

【第一の渡船場】落合上 走破!

大正区側の落合上渡船場で撮影

何はともあれ落合上(おちあいうえ)渡船場に到着しました!駅前からまっすぐ南下して千島の交差点を左折すればいいところを、ぐりぐりこねくりまわしたせいで通常の3倍の時間と体力を費やしました、、が、何はともあれです。

 

実は伴走します山崎は今回が初渡船でして。大正Laboライターとしてかなり遅めの渡船デビューなんですがちょっと緊張しております。

 

そして定刻通りに出航!

離岸する際は職員さんの人力でグーッと押し出されます。ただこの写真を見る限り船の中からも押しだす力が??どうやら謎の力が働いている模様。

 

あっという間に対岸へ。水先案内人のふくろうくんが出迎えてくれました。

 

 

ほんの数十メートルですが船で渡ってくるとどこか異国情緒が漂うお隣の西成区。

 

 

西成区側の落合下(おちあいしも)渡船場に到着です。

大正区平尾1丁目と西成区津守2丁目を結ぶ(岸壁間138m)落合下渡線船は、開設時期は明確ではないものの、天保10年(1839年)の「大坂湊口新田細見図(おおさかみなとぐちしんでんさいけんず)」に「ワタシ」の表示があることから歴史の深さが伺えます。毎年10月から翌年4月にかけて、数百羽のユリカモメが飛来します。

 

 

いたーーー!ユリカモメー!?

 

 

癒されまんな~

 

情緒ある光景も地元の方からしたらいつもの光景なんでしょうね。なんて贅沢なことでしょうか。

 

【第二の渡船場】落合下 走破!

大正区側の落合下渡船場で撮影

やりました!早くも二つ目の渡船場を走破です!ここから目指すは第三の渡船、千本松渡船場です。

 

千本松の名の由来は、この堤防に植えられた松並木によっていて「摂津名所図会大成(せっつめいしょずえたいせい)」に「洋々たる蒼海(そうかい)に築出せし松原の風景は彼の名に高き天橋立、三保の松原なども外ならずと覚ゆ…」とあります。大正区は歴史を知れば知る程いとゆかしです。

 

【第三の渡船場】千本松 走破!

そんなこんなで第三渡船場を走破です!最初のぐずぐずが嘘かのような軽快な順送です。

 

 

岸壁間230mを渡り再び西成区に降り立ちます。対岸から見えるのが千本松大橋ですが大蛇がとぐろを巻くような形は上から見るとめがねに見える橋としても有名ですよね。

 

再びの異国情緒を味わいながら第四の渡船場を目指します。

 

橋のふもとには工場が。味わい深いですね~

 

木津川渡船場を目指す最中にバンクシー??を発見!!ものすごく広告臭がするな~と見入っていたら、、、

 

本日2回目のGET LOST(迷子)!

 

 

たまらずGoogleマップを立ち上げる山﨑。

どこやねん、、ここ。。。

 

 

強烈な迂回を促され疲れがどっと出た私たちは、お互いの信頼関係のためにも休憩をとることに。

オープンしたてのセブンイレブン大阪柴谷1丁目店で小休憩。調べてみると木津川渡船場は45分間隔での運航。次の便は12時ジャストの出航。現在の時刻は11時50分。急がねば、、、

 

 

ここがしんどいタイム。時間的な焦りから染谷橋を通過するときが厳しかったことが思い出されます。

 

 

何とか出航時間までに間に合いました!住之江区側の木津川渡船場でとりあえずの記念撮影。

 

 

左頭上に見えますのが新木津川大橋でございます。昭和30年からカーフェリーを運航し乗用車から大型トラックまで運搬し得る能力を持っていた渡船だったそうですが、上流部に千本松大橋が開通し、今は人と自転車のみを運ぶ渡船となっています。

 

 

大型船が悠々と通過します。ちなみに左奥に見えるのが我々が乗る渡船ですが大型船を優先させるため5分程遅れました。安全第一。問題ありません。

 

【第四の渡船場】木津川 走破!

改めて大正区側で記念撮影です!やりました!!残るは3つです。

 

渡船を巡る冒険ですが要所要所で大正の造形美に出会えます!

ものづくりの街である大正は「東洋のマンチェスター」と例えられていますが間近で見ると痺れます!!

 

引き離されること約30ヤード。山崎のお尻は悲鳴を上げつつあります。頑張れ俺!

 

【第五の渡船場】船町 走破!

船町側での記念撮影

大正区鶴町1丁目と同区船町1丁目を結ぶ船町渡船場に到着です。岸壁間は75mと、七つの渡船の中で最も短い長さです。そのため渡船の運航方法は他の渡船と違い、円を描いて戻ってくる航路をとっています。残り二つを残しておきながら言うのもなんですが個人的にはこの船町渡船場が一番好きでした。

 

 

もう一か月もすれば桜が咲き誇るであろう渡船場。

 

大阪とは思えないエキゾチックで趣のある待合室はカモメの鳴く声が聞こえてきそうでした。

 

スペシャライズドはもちろんのこと痛車も様になりますね。

 

普通に走ればなんてことのない75mも船で渡れば贅沢な気持ちになれます。

 

なんとなくだけど大正版えんとつ町のプペルみたいと思う。知らんけど。

 

 

鶴町サイドに降り立ち冒険はいよいよクライマックスへ!尻上がりに好転していく天気を尻目に、私のお尻はもう限界寸前。

 

【第六の渡船場】千歳 走破!

大正区鶴町側で記念撮影

大正区鶴町3丁目と同区北恩加島2丁目を結ぶ千歳渡船場は岸壁間371mと七つの渡船場の中で最長です。鶴町側からは多くの船が浮かぶ大正内港のかなたに、昭和山(標高33m)や千島団地等が眺められ、尻無川の広々とした河口風景ともあいまって、ウォーターフロントの美しい景観となっています。

 

 

これぞオーシャンビュー!平成15年4月には、この渡しの上を全長1,064m、海面からの高さ28mの新「千歳橋」が完成し大正区の新たなランドマークとなっています。

 

 

晴れ間もでてきて最高のビュースポットですやん!

 

 

でもお尻が痛いの~

 

 

北恩加島側の千歳渡船場では小型の海王類がエールを贈ってくれました!残すはあとひとつ。甚兵衛渡船場を目指します!

 

 

そして甚兵衛渡船場を知らせる矢印を発見!箱根駅伝の最終走者の気分です!

 

【第七の渡船場】甚兵衛 走破!

ついにやりました!!七つ目の甚兵衛渡船場を攻略しました!漫画ワンピースでいったら最後の島ラフテルです!ってことは海賊王です!みぞぐちさんあなたは大正の渡船王やで~~

 

勇気ある冒険者を労うかのように甚兵衛渡船場からのお宝が!幕末の大阪を三人の浮世絵師が描いた浪花百系の木版画レプリカを愉しむことができます。尻無川の堤は昔、紅葉の名所でした。この甚兵衛渡しの小屋は「蛤小屋(はまぐりごや)」と呼ばれて、名物のしじみ、はまぐりを賞味する人が絶えなかったそうです。

 

冒険の終わりは希望の始まり

甚兵衛渡船は最終着地点である港区福崎へと誘い、ここで七つの渡船を巡る冒険は完結しました。走行距離約15㎞(迷った分も含む)。時間にして約3時間弱の小冒険でしたが充足感で満ち足りた気分です。遠回りに見えなくもないサイクリングコースですが、こんな時こそ無駄を楽しむくらいの余裕が欲しいものだと走り終えて思いもしました。本来であればなみはや大橋から大正区の真ん中を凱旋するヴィクトリーコースですがまた桜の咲く頃に挑戦したいと思います。こんな時代ですが程よく体動かして美味しいものを大正で食べて帰りましょう!

 

ちなみにこれから泉尾商店街でラーメン食べて帰ります。最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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